土曜日, 24 of 10月 of 2020

Category » 神社仏閣

水郷柳川

IMG_20201012_150831

4時間以上も歩いて

 クタクタです  (^_^;)

 


読書 マンガ古事記

マンガでわかるシリーズ 古事記_01

日本の古代史の原点である古事記を読もうと思うのだが、原文はもとより現代語訳でも読みにくいので、まずマンガから

世界からマンガの国と見られている日本では、多くの古典がマンガ化されている

横山光輝「三国志」全60巻などという超大作もある

古事記は江戸時代初めまでは偽書とされていた

本居宣長が慎重な考証によって偽書ではないことを論証し、日本書紀とならぶ古代史の正典となった

その神話編には荒唐無稽な話が多い

戦前は皇国史観から全て真実として教育したが、戦後はその反動で、すべてウソ話として歴史学会でも無視してきた

しかし高度成長期に日本中で道路やビルを建設し、地面を掘ってみたら古代の遺跡が次々に見つかり、それらが古代神話を微妙に反映していることが明らかになった

そんな訳で、今では何らかの史実を、神話の中に仮託していると考えられている

その「何らかの史実」を、推理小説にように探るのが、古代史最大の楽しみです

(^_^;)


疫病退散

christian_shinpu

 

 キリスト教の神父さんも

  ついでに誘ってあげれば

 良かったのにね

  (^_^;)

 

京都市上京区にある北野天満宮で先日、
神職が比叡山延暦寺の僧侶と共に疫病退散などを願う神仏習合の儀式、
「北野御霊会」が約550年ぶりに執り行われ、
新型コロナウイルスの終息を願いました。

儀式では、はじめに北野天満宮の橘重十九宮司が祝詞を上げたあと、
延暦寺の森川宏映天台座主が玉串をささげており、
その後、延暦寺の僧侶が法華経の法要を神前に奉納しています。

北野天満宮の橘宮司は、

「日本では神様と仏様を同じように信じてきているので、
今回一緒に儀式を行えた事は人生最高の感動です。
新型コロナウイルスを封じてもらいたいと、切に願っています」

と語っていらっしゃいます。

神道と仏教という異なる宗教が融合し、
社会の平安のために儀式を行うという日本独特の宗教の在り方に、
外国人からは驚きと感動の声が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

 

* * * * * * * * * *

 

▼海外の反応

 

■ おおっ😍😍
世界の宗教に興味があるから、こういう話は大好きだ。 +1 アメリカ

■ 2つの宗教による祈りが通じるといいね! +1 アメリカ

■ 日本には人に感銘を与える素晴らしさがあって、
多くの面で模範的な文明だと思う。
この動画では数千年の歴史を持つ2つの宗教が、
日本の利益のためなら手を携えられる事が示されている。
実際に日本ではこの2つの宗教が、
長い間ずっと融合していたんだよ。 +8 スペイン

■ だけど、そもそもどうして2つの宗教が、
一緒に儀式を行う事をやめてしまったんだろう? 国籍不明

■ それにはかなり政治的な理由がある。
前に日本のお坊さんが説明してくれたんだけど、
2つの宗教が離れたのは江戸時代の政策に関係していて、
神道と仏教を厳密に分離しようとしたらしい。
特に仏教は中国と結びついていたから。
詳しくは「神仏分離」で調べてみて。 +6 オランダ

■ 戦国時代のあと京都の支配者層の多くは、
仏教の儀式を好んでたんじゃなかったかな。
それでこういった神事が廃止されたはず。 +1 オランダ

■ 率直に、美しいと思ったよ。 +75 国籍不明

■ 学者であり政治家でもあったスガワラノミチザネは、
陰謀を企てたとして都から追放された。
その後に起きた自然災害と伝染病は、
彼の怒りによるものだと考えられたんだ。
だから当時の日本人は、祈った。
現代でも同じように上手くいくといいね。 +4 ドイツ

■ この儀式が550年ぶりということは、
エド時代には一度もなかったのか。 スペイン語圏

■ ありがたい気持ちになりますね!!!🙂🙏 ドイツ

■ 個人的には迷信的なシントウよりも、
仏教の方が宗教として素晴らしいと思う。 国籍不明

■ 2つの宗教が協力し合うなんて、美しいわね。 アメリカ

■ 天国の父なる神よ、イエスの名において彼らの目を開かせ、
真の神は唯一の存在であるという事実を知らせたまえ。
アーメン。イエス・キリスト。 😆+8 +5 フィリピン

■ 駄文をここに書かないで。
それから人に信仰を強制しないで。 +6 フィリピン

■ この世界に神などいない。
人間が神を創りだしたんだ。
もしも神と呼べる存在があるとすれば、
それはガイア、母なる自然だけだ。 +1 マレーシア

■ 私はずっとこの美しい国を訪れたいと思ってたの。
日本人は凄く勤勉で清潔というイメージがある。 +2 イギリス

■ 日本人は本当に美しい国民だね。
伝統も革新も、その両方を大切にするの。 +8 レバノン

■ 仏教とシントウが一緒に儀式を行えるなんて、
個人的にはかなり意外だったよ。 +4 メキシコ

■ 一部の人たちが対コロナ治療で推してた、
ヒドロキシクロロキンより効果がありそう😷😆 +14 イギリス

■ 自分も行った場所だから、なんか特別な気持ちになる。 +1 タイ

■ 祈りの儀式なんて、お金の無駄だと思うが。 パキスタン

■ 本当に特別な光景。
日本では宗教の自由が尊重されてるんですね。 +7 国籍不明

■ メイジ天皇の時代に完全に分かれたんだよね。
それが今、こうして重なり合ったんだ。 +2 マレーシア

■ 日本人もこういう時に祈ったりするんだねぇ。 +14 インドネシア

■ こういうのを見ると唯一神という言葉に疑問が湧くね。
少なくとも色々な宗教観を尊重しないと……。 ドイツ

■ せっかくなら神にも祈ってみようじゃないか!!! 😆+2 アメリカ

■ その祈りはイタリアやアメリカで通じたかい?
どの信仰が正しいとかそういう事じゃないんだ!
宗教的な”正当性”なんてバカらしい。 +4 タイ

■ ふーむ、シントウは多神教の宗教なんだが。 +3 アメリカ

■ シントウと仏教の融合。
特別な力が生まれないはずがない!🙏 +4 ドイツ

■ シントウ、直訳すると「神の道」は、
自然の力を信仰する宗教なんですよね。
カミに対する敬意が根底にある。
日本の文化は本当に素敵だと思います🌸❤️ +1 コスタリカ

■ 宗教や信念に関係なく、みんなが祈っている。
全ての人がそれぞれの信仰に敬意を払わないと。
自分が信仰する宗教を自慢する必要はない。
どの宗教が一番だなんて議論も必要ない。
祈る必要だってないけど、敬意を払いましょう。 +13 国籍不明

■ パンデミックを終息させたいという想いは
例え信仰の対象は違ってもみんな同じだよね……。 +6 フィリピン

■ 祈りが通じるといいですね。
少なくとも、人々が精神的に癒されますように。 タイ

■ 日本は世界で最も啓蒙的な国だと強く思ってる……。
日本人の宗教の自由や科学技術を尊重する姿勢は、
全ての国が取り入れるべき理想的な姿だよ。 +4 国籍不明

 


読書 日本の旅8 九州

日本の旅08 九州 _01

昨日読んだ『歴史の旅1北九州』が1974年発行、そしてこの本は1965年(55年前

なぜこんな古い本を持ってるかというと、ヤフオクで古本として10冊2000円くらいで出ていたのを買ったから

歴史についての説明が多いし、この本が「現在」として説明している内容も、すでに「歴史」になっていて面白い

最近の旅ガイドは、どこのお店が美味しいとか、グルメ本みたいになっていて物足りない

九州は何しろ歴史のあるエリアで、博多周辺の古代小国家(奴国)が漢から金印をもらったのが約2000年前

これに比べれば、55年前なんて、つい最近

717887418

周辺の伊都国(糸島市)、末廬国(松浦市)も魏志倭人伝に登場するが、なぜかそれら小国家群の中心だった邪馬台国の場所が分からないのは皆様ご存じの通り

ほとんどの筆者が亡くなっているが、瀬戸内寂聴さん(→)が旧名の晴美で書いている

(^_^;)

 


読書 謎が謎を呼ぶ古代を解く

51HVZQ8ZV2L

反藤原史観の関裕二は「歴史作家」だが、本書の著者である黒岩重吾は、直木賞を受賞している純然たる「作家」

社会派推理小説や風俗小説のほかに、歴史小説も書いている

反藤原史観ばかり読んでいると偏るので、通説に近い古代史も読んでみた

反藤原史観という太い統一テーマを持つ関裕二に比べると、やや論旨が散漫で、古代史の小テーマについて個々にエッセイを書いているという印象だが、日本書紀が大きなウソをついていると主張する点では同意見

むしろ、この「日本書紀の大ウソ」こそ、古代史を壮大なミステリーに仕上げている訳で、多くの歴史ファンの知的好奇心を惹き付けている

推理作家でもある黒岩重吾が触手を伸ばすのも当然だろう

古代史の著作が多い大作家の松本清張も、本業は「点と線」などの社会派推理小説

古代史は史料が乏しいので、スキマを推理と想像(イマジネーション)で埋めることになる

そこに、歴史学者より作家が活躍する土壌がある

歴史学者は若い頃、大学の歴史学研究室に所属すると、古文書の解読のような地味な「歴史学の基礎技能」を恩師先輩から徹底的に叩き込まれる

これはこれで学者として必要な訓練なのだが、推理や想像の能力よりも、忍耐力が勝負の世界

若い時代をこのような地味な作業だけに費やすと、本人の潜在能力キャパにもよるが、自由な推理と想像のパワーが枯れてしまう人も出てくる可能性があるように思うのだが、どうだろうか?

(^_^;)

 


読書 古代史謎解き紀行3 九州

81vGt3bPjqL

反藤原史観の旅ガイド3冊目

今回は、邪馬台国の候補地であり、魏志倭人伝に登場する小国が群立した、北九州を中心に扱う

今回も、大和朝廷成立前後の争乱と権力闘争について、大胆な仮説を提示している

邪馬台国のヒミコや、その跡継ぎとされてきたトヨをはじめ、天皇家や物部氏の祖先が登場して、激しい離合集散の権力闘争を繰り広げている

非常に複雑な動きなので、まだよく理解しきれていない

千数百年前とはいえ、当時の各勢力圏のトップが権謀術数の限りを尽くしたのだから、複雑な動きになる方が当然だろう

九州の高良山、日田、宇佐、宗像、遠賀川、野間岬、対馬、山陰の豊岡など、今ではどうということのない場所が、当時の戦略上の最重要地点だった

download

当時も今の中国コロナと同じように疫病が流行し、これが権力闘争に大きな影響を与えている

大和朝廷成立前後の勢力圏の間の激しい権力闘争の目的の一つは、鉄の争奪戦だった

当時の日本には鉄の産地が乏しく、朝鮮半島南部からの鉄の流入路をめぐる争いが、やがて大和朝廷という連合政権を生み出してゆく

近代とおなじように、当時も「鉄は国家なり」だった

本書とは直接の関係はないが、漫画家の星野之宣による「宗像教授シリーズ」は、鉄をテーマとした古代史を扱っていて、大変に面白い

(^_^;)

 


読書 古代史謎解き紀行2 出雲

8374717428

反藤原史観に基づく古代史旅ガイドの2冊目

と言うか、旅ガイドと呼ぶには余りにも大胆な古代史仮説を提示している

日本書紀の出雲神話に代表される「出雲」とは、実は狭い意味での出雲だけではなく、吉備、北陸、東海などの古代勢力グループを含んでいるとの仮説

当時の日本列島では、北九州勢力が朝鮮半島経由の文化と鉄を手に入れて大きな勢力となっていたが、「出雲」グループはそれに対する反対勢力を形成し、初期大和朝廷(纒向遺跡)を形成してゆく

この「出雲」グループを主導したのは吉備の勢力で、これが物部氏であろうと著者は推理する

やがて大和朝廷に最後の参加者として、北九州勢力(のちの天皇家)が加わることになる(これが神武東征神話になる)

大胆な仮説の裏で、非常に緻密な(複雑な)論証を組み上げてあるので、読んでいて論理展開についていくのにかなり骨が折れる

まだ十分には理解し切れていないのだが、藤原不比等という天才が仕組んだ、壮大な推理小説を読んでいるような楽しさがある

(^_^;)

 

3816788716

 

▼古代の出雲大社(復元想像図)

kikan_27_idea_kv

 


読書 古代大和朝廷の謎

51G8H7Y4VML._SX323_BO1,204,203,200_

反藤原史観とも言うべき関裕二氏の古代史仮説シリーズのうち、大和朝廷成立の背景を描いている、比較的マクロな一冊

ここで強調されるのは出雲系(物部氏)の果たした役割

おそらく大和朝廷の成立前後の日本最大の勢力は出雲系(物部氏)で、北九州系(天皇=大王家)はそれに比べると弱かった

直前の1~2世紀に第一の戦国時代(倭国の大乱)があり、その悲惨さや無益さを悟った当時の小国家群は、協調して連合政権を樹立する道を探っていた

当時の大陸や半島の東アジア情勢が緊迫化して、日本列島内部での分裂抗争を許さなくなったこともある

やがて小国家群は女王卑弥呼を共立して平和を図り、あるいは大和朝廷を共立して連合政権とした

ここで邪馬台国が北九州か近畿かでストーリーは多少異なってくるが、大筋で平和的な連合政権を指向したことは間違いがなさそうである

新しく出来た連合政権(大和朝廷)の内部で、権力的には出雲系(物部)が主導権を握り、北九州系(天皇=大王家)は神輿にかつがれた形となった

当時の日本列島では、縄文時代に東北地方で栄えた縄文文化が、その後の寒冷化に対応して南下しつつあった

その一方で大陸や半島から流入してきた弥生文化が北上しつつあった

この二つの文化が日本各地でぶつかり、比較的平和裏に混ざり合う過程が、この時代の文化的な背景となっている

大和朝廷の成立は3~4世紀で、それから約400年後に書かれた正史「日本書紀」では、当時の権力を実質的に奪取していた藤原氏が、出雲系(物部氏)を歴史から抹殺した

壮大なミステリーである日本古代史の謎を、著者は説得力のある論証で次から次へと解明しており、実に興味が尽きない

(^_^;)

 


読書 謎の女帝・持統

76251

古代史というのは、史料が乏しいがゆえに、主に推理と仮説から出来ている

とは言うものの、従来の日本古代史の常識とか通説を、これだけ見事にひっくり返されると、いささか呆然とした気分に襲われる

日本古代史で最も権威あるとされている史料(日本書紀)のウソをコテンパンに突き崩している

しかも空理空論とも思えず、かなり説得力のある論証を行っている

もちろん専門の歴史学者が見たら、いろいろ突っ込みたくなる点もあるのかもしれないが、ワタクシ的には、今まで古代史の本を読んで納得できなかったところ、不自然だなぁと思っていた部分が、霧が晴れるようにスッキリする

壮大な推理小説を読んで、最後に名探偵が登場して、見事に謎の解明をしてくれているような感じ

他の研究者の成果も大いに利用しているから、すべてが本書の著者の力量ではないが、それでも大したもんだなぁと思う

著者の推理が正しいとすると、日本の皇室は朝鮮半島(百済)からの亡命者(その代表は藤原鎌足・不比等親子)によって乗っ取られ、そのまま現代まで続いていることになる

その乗っ取りの手口が、ホレボレするほど実に鮮やかで、この超天才親子の頭脳のキレの良さには、ホトホト脱帽する

本来なら、日本列島の外から来た連中に日本の皇室が乗っ取られたのだから、多少は残念なはずだが、むしろこれほどの超天才に乗っ取られたおかげで、天皇制は脈々と現在まで永続したのではないかとさえ思えてくる

そして天才親子に利用され、結果として天皇家を乗っ取られた持統女帝の生涯を見ると、これはこれで何とも悲しいような哀れなような、複雑な気分になる

いま愛子さまを天皇にという女帝待望論が盛んだが、女性が天皇になることの意味を考える上で、無視できない歴史的事実のひとつがここにある

(^_^;)

 

 


読書 壬申の乱の謎

41j47uOslbL._SX353_BO1,204,203,200_

引き続き、反藤原史観の古代史を読む

壬申の乱がテーマなので、天武天皇の出自を細かく追ってゆくことで、天武と出雲系、つまり蘇我氏や尾張氏との関係を明らかにしてゆく

出雲と東国には、深い関係がある

当時は陸上交通が貧弱で、海の道こそが幹線交通だった

山陰地方の出雲は海の道を通じて、北陸地方や越の国(新潟)方面と深くつながっていた

大和朝廷内部でも、出雲系の蘇我氏や尾張氏が東国経営を任されている

壬申の乱の背景には、当時の東アジア情勢における大和政権内の外交政策の対立があった

天智系(九州系):対百済外交を重視

天武系(出雲系):唐や新羅を含む多方面外交

現在の日本における、対中韓重視派(野党、マスコミ)と対米欧重視派(政府、国民)の対立によく似ている

(^_^;)