木曜日, 3 of 12月 of 2020

読書 悲しみよ こんにちは

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1954年、サガン18歳のデビュー作

パリに住む独身で富裕な父レエモン(40歳)とその娘セシル(17歳)は、南仏海岸の豪奢な別荘で、父の若い愛人でちょっとお馬鹿なエルザと3人でひと夏を過ごす

父は遊び人で、半年ごとに女を替える

そこに亡き母の友人だったアンヌがやって来る

アンヌは知的で洗練された女性だった

父はたちまちアンヌに魅了され、結婚の約束をする

アンヌの完成された大人の魅力や母親風に反発を感じたセシルは、捨てられたエルザと、知り合ったばかりの自分の恋人シリルを巻き込んで、残酷な企てを始める

18歳の早熟な少女による冷徹な心理描写には、青春期特有の残酷さがいかんなく表現されている

短期間に目まぐるしく展開するストーリーには少々無理も感じるが、夏の南仏のゆったりとした時間の流れと好対照をなしている

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ジーン・セバーグ(→)が主演して1957年に映画化され、一世を風靡した

いまフランスは移民とテロとコロナで混乱し、パリには夜間外出禁止令が出ている

半世紀前の優雅だったフランスは、消えつつあるのか?

(^_^;)

 

 

【最新ニュース】

南仏ニースで10/29、イスラム教徒によって、3人が殺害されるテロ事件があった。

ニース市長のクリスティアン・エストロジは、

「ノートルダム寺院の真ん中で起きたテロだ!」

だと断定し、犯人1人が逮捕されたと明らかにした。

1人は「首をほとんど切断され」、1人は喉を切られていた。

フランスの対テロ検察は、殺人事件として捜査に着手した。

ニース市長のエストロジは記者団に、犯人が

「現場で手当てを受けながら、いつまでも

  『アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)』

 と繰り返していた」

と話した。

フランスでは10/16にパリ近郊で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を教材にしたサミュエル・パティ教師が、イスラム教徒の男に首を切断される事件があったばかり。

この事件を機にフランス政府はイスラム過激主義の取り締まりを強化。

これにトルコをはじめイスラム圏の諸国が反発している。

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