金曜日, 30 of 10月 of 2020

読書 古代日本新史

古田 古代日本新史 _01

著者は反骨精神旺盛な人物のようで、そのせいか歴史学会の主流から外れ、いわゆる「正統な古代史」に正面から挑戦している

特に大和朝廷とは別な王朝が九州にあったとする立場から、独特の古代史像を描いている

それによると、倭の五王は九州王朝の大王、遣隋使を送ったのも九州王朝、白村江で敗れたのも九州王朝ということになる

古代史の大幅な書き換えが必要になるが、現在の古代史の矛盾点を見事に説明している

その主張は過激なものを含むが、論証は極めて合理的かつ緻密で、読んでいると思わず引き込まれる

反藤原史観とは別な立場から、日本書紀のウソを否定しており、その批判の矛先は、日本書紀だけではなく、そのウソを学会の通説としている現在の歴史学会にも向けられている

(^_^;)