武士道の精神
中国人は韓国人と違って 一人一人はかなり親日的ですが
なにしろチャイナチス中国共産党がヒド過ぎる!
習近平は「香港の次は台湾」と考えているようだが
文明世界を敵に回して これからどうするつもりなのか?
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元台湾総統の李登輝氏が逝って、はや40日近い。
日本の仏教で言えば、まもなく四十九日、納棺の儀が近付いた。
李登輝総統はキリスト教徒ゆえに、別の葬送スタイルが取られるのだろう。
ちなみに李登輝総統がキリスト教に入信したのは38歳の時だった。
以下は、李登輝総統の日本人秘書として、八年間、そばに仕えた早川氏が記録したメモをもとにした、李登輝名言集の抜粋である。
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リーダーシップ
「リーダーは信仰を持て。信仰がないなら信念を持て。
孤独なリーダーは、すがることのできるものを持つのだ」
「リーダーは『七割で良し』の心構えを持て」
「謙虚さこそがリーダーシップ」
「リーダーは悪役に徹しろ」
「決断は素早く、そして柔軟な発想で」
信念
「これまでの制度を打ち破ってまったく新しいものに改める。
それが『脱古改新』である」
「教養は万能ではない。実践がともなってはじめて意味をなす」
「『公明正大』こそ部下の努力を引き出す」
「未来に対する『理想』と『主張』をはっきりさせよ」
知略
「情報は常に複数の情報源から」
「権力の放棄もまた資質である」
希望
「私は権力ではない。権力とは借り物だ」
「指導者は『誠実自然』である」
(李登輝は揮毫を求められると、よく「誠実自然」と書いた)
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どれもこれも胸に突き刺さる言葉である。
つねに武士道の精神を重視し、日本人よ、もっとしっかりしろと叱咤激励し続けた、
あの情念、迸る熱情の源泉は、これらの信条、信念、そして信仰から産まれたのだ。
李登輝思想の肯綮にある武士道について、早川氏はこう言う。
「武士道とは死ぬることと見つけたり(葉隠)という言葉こそ
日本人の精神性を最も表したものだという。
日本人、とくに武士にとって『死』は日常生活と隣り合わせであり
常に死を意識しながら、死が念頭にある生活のなかで
如何にして人間は『生』の意義を最大限に発揮にしていくのか
それが日本人の精神性に大きく影響している」