火曜日, 7 of 7月 of 2020

読書 ユダヤ人とドイツ

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ユダヤ人とドイツ人、この宿命のライバルの複雑な絡み合いを、中世以降の西洋史の中に位置付ける

ユダヤ人も不思議な民族だが、ドイツ人もかなり変わってる

どんな非人間的な、どんなナンセンスな命令や規則でも、命じられれば、計画的・組織的・機械的に確実に実行する

ヒトラー時代のユダヤ人弾圧から大虐殺へ至る数年間の詳細なプロセスは、魔女狩りとならぶ人類史の闇だ

それを規則正しく粛々と実行したドイツ人を思うと、読んでいて気持ちが悪くなってくる

「義務を果たせば、未来が開ける」というのがドイツ人のモットーだそうだ

日本の体育会系組織の古い体質にも似ている

独裁者にとって都合が良く、全体主義に向いている

沈没する船から救命ボートに移るとき、子供や女性を先にする場合、ドイツ人の男は「それが規則です」と言えば納得する

ちなみに米国人なら「そうすればヒーローになれる」、日本人なら「みんなそうしてます」だそうだ

もちろんジョークだが、国民性の本質を突いている

残念ながらユダヤ人の分は無い

(^_^;)