土曜日, 26 of 9月 of 2020

八王子ラーメン

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東京・八王子を中心に拡がっていったご当地ラーメンにその名も「八王子ラーメン」がある。
特徴は醤油ベースの清湯。スープの表面はラードが覆っている。
薬味として葱ではなく玉ねぎを使用している。
元祖は「初富士」、人気店は「みんみんラーメン」「タンタン」など。
23区内にはなかったが今年4月8日、新宿御苑前にオープンした。
高尾駅から2キロくらいある八王子北西部にありながら開店前に行列ができる八王子ラーメンの人気店「味幸(みこう)」の支店である。
本店の創業は30年ちょっと前で今は二代目の若夫婦が経営。
創業者は八王子ラーメンの元祖「初富士」のお弟子さんといわれており、手裂きメンマやナルトも同じだし、店内の黄色いメニュー板に赤文字を使うところなども「初富士」と共通している。
その「味幸」二代目のおいっ子が店長となって任されるようだ。
本店は中華そば550円、薬味ラーメンは700円と安いが、こちらは中華そば並が750円、頼んだ薬味ラーメン並が850円と都内価格なのはしようがないだろう。
濃いめの色の醤油スープは細めの麺に色が付くほど。
薄切りのバラチャーシューは柔らかく、本当はバラチャーシューメン薬味(玉ねぎ)入りを頼みたかったが、「それはできません」とのこと。
ということは、メンマラーメン薬味入りもダメということになる。落ち着いたら食べられると良いな。
メンマはかなり細く手裂きしており、最初、キノコかと思ったほど。
これはメンマラーメンもうまいに違いない。それくらい個性的。
玉ねぎは、大きさはややバラバラで辛味もそこそこある。
これはあえてそうしているような切り方。
「薬味」なのでほどほどの辛さも残したいのだろう。
辛さが苦手な人はスープに沈めてしばらく置くと少し優しくなり、甘味も出てくる。
八王子の「味幸」本店を食べたのは10数年前なので的確な比較はできないが、こちらも十分おいしい。
八王子ラーメンはちょっとの差で単調になったり、ウマくて完食完飲したくなるほどだったり、そのあたりの変化が面白い。
そういう意味では難しいラーメンでもある。
今回はかなりおいしかったので次回はメンマラーメンを食べてみたい。
新宿御苑界隈は移転してきた「金色不如帰」が昨年末ミシュランで星を獲ったり、京都の老舗「第一旭」が支店を出したり、プチラーメン激戦区になっている。
八王子ラーメンも新宿御苑名物になってほしい。


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